パワプロペナント①③ ロッテ編①

2024年までのシーズンが終了しました。

前回の記事→ 【パワプロペナント①②】 ソフトバンク編②

前回はソフトバンク編でした。

今回からは2回に分けてロッテ編です。

順位(2021−2024)

2021 74勝66敗3分 .529   4位

2022 71勝66敗6分 .518   4位

2023 67勝74敗2分 .475   5位

2024 69勝69敗5分 .500   3位

4シーズン中3度のBクラスと1回のAクラスとほとんどのシーズンで勝率5割前後の成績になっています。

監督も現在は最初と変わらず井口監督が務めています。

打撃コーチに鳥谷が4シーズン前から加入。

チームとしては直近の2024年シーズンでAクラスに上り来年以降さらに上の順位を狙える位置にいるのではないのだろうか。

では、この4シーズンで活躍していた選手を次の章で紹介します。

2021年


先発は二木・小島のダブルエースが2桁勝利と投手陣を引っ張っています。

その下にベテラン石川・25歳の岩下が勝敗変わらずで続いてます。

比較的に20代中盤の先発投手がローテーションを引っ張っていってる印象であり、今後4、5年は安定したローテーションを組めそうな気配です。

リリーフは抑えに益田、セットアッパーに佐々木が君臨。益田は49S、佐々木は50H Pで最優秀中継ぎを獲得。その他のリリーフ陣も国吉、唐川が続く感じで、佐々木以外の中継ぎは30代とベテランを中心に繋いでいる印象です。

次に野手です。この年の野手はどの選手もほとんどパッとしない感じの成績です。

しかしその中でも、21歳の藤原がゴールデングラブ賞獲得と打率.270 15盗塁と今後の活躍に期待がかかる成績でした。

課題点として上がるのはDHとショート、捕手である。安田が30本塁打くらい打ってくれるようになると4番も固まりそうで上位へ浮上しそうです。

また、ベンチの打撃成績もそこまで高くないので、将来チームを引っ張る選手を獲得してほしい。しかし、ベストオーダーを見ると20代の選手が多いです。

数年後には強いチームになりそうですね。

チームMVP→佐々木

2022年

この年の投手陣は2桁勝利の投手が1人もおらず…

チーム最多勝は26歳の岩下である。また、昨年との違いとして、24歳の種市が台頭し、貯金6としている。防御率は4点台と少し高い印象を受けるが来季以降の活躍に期待がかかる。

一方、リリーフはこの年も磐石の抑えとセットアッパーである。

抑えの益田は39Sと防御率1.96と安定の数字。セットアッパーの佐々木も40HPと2年連続で安定の活躍になっている。

また、この年は23歳の中岡がリリーフで18HPで新人王獲得。防御率も1.99と若い選手が1軍のリリーフ陣に入り込んできている。

野手は新加入の近藤が3番に定着し、打率.338とハイアベレージ。

22歳の藤原を昨年の3番から2番に変更して、成績が向上するかと思ったが、少し低下。

まだレギュラーとしては物足りない成績である。

外国人のマーティン・レアードも本塁打数と打率はもっと期待してもいい成績である。

一方、嬉しいニュースもある。この年6番の安田が23本塁打94打点とキャリアハイの成績。

ベストナインも獲得するなど来年は4番で起用するのもアリかと考える。

去年課題点に挙がったショートは昨年同様藤岡が守り、成績向上で来季のショートはこのまま変わらないだろう。

課題点としては、長距離砲の獲得と先発投手である。

新外国人かFAで獲得してほしい。

チームMVP→益田

2023年

この年の投手陣は二木の一強であった。さらに新外国人のマッケイが8勝5敗とチーム2位の勝利数。

しかし、3番手以降の投手が負け越しているのでチームとしてはBクラスであった。

リリーフはこの年は前年に比べて劣化している。益田他球団に移籍している。

代わりとなる新外国人のデュアーは31Sとリリーフの中では安定している方であった。

FAで獲得した嘉弥真が新セットアッパーとして君臨し、29HP。しかし昨年に比べると投手陣は弱くなっている。

野手はここ3年の中では1番良い。

新4番には昨年3番の近藤、新3番にはレアードを組んだ。近藤は打率3割台と近藤にしては普通の成績、レアードは32本塁打で本塁打王を獲得。

他にもこの年は2番の藤原が打率.281 14本塁打 60打点 14盗塁と安定感のある選手に成長した。

安田・マーティンはこの年あまりよい成績ではなかった。

投手陣の崩壊からチームの順位は4シーズンの中で最低の5位、勝率も5割を切っている。

1番の課題はやはり投手陣である。

チームMVP→二木

2024年

この年の投手は26歳の種市がチームを引っ張る。

唯一の2桁勝利、2番手に27歳の河村、3番手に昨年14勝の二木が8勝で並ぶ。

メジャーから日本復帰した菊池は7勝8敗と悔しいシーズンとなった。

一方、リリーフはこの年は嘉弥真と小野で9回を任せるようになった。

中でも先発をしていた岩下がリリーフ転向し、23HPで防御率1点台で好成績。

野手は新1番に和田を起用。なんといきなり40盗塁を上げる活躍。チームダントツの盗塁数を誇る和田の活躍が上位浮上のきっかけを作ったか…

3番の近藤は打率.327と110打点でベストナインを獲得。

新外国人で獲得したファーマンは95打点と一年目から日本野球に順応した。

37歳になるレアードはチームトップの32本塁打。40歳まで現役を続けてほしい。

この年は4シーズンの中でも1番よい成績である。主に要因は野手にあるのではないかと考える。1−5番までは安定してみれるがそれ以外の打線の成績向上が優勝するために必要である。そして、2桁勝利できる投手が2、3人は出てきてほしい。

チームMVP→近藤

次回はロッテ編②「ドラフトの現状と来年以降の期待選手」について触れていきます。