昨年パリーグ王者のオリックスと話題のBIG BOSS率いる日本ハムの第3戦。
ここまでの内容は1、2戦目はオリックスが勝利し同一カード3連勝がかかった試合となっています。
先発投手について
先発はオリックスが宮城、日本ハムが河野と両先発2019年ドラフトの1位同士の投げ合いとなりました。
さらにどちらも技巧派と変化球を内と外に組み分け、接戦になると予想されました。
宮城投手は今シーズン2回目の登板であり前回登板は開幕2戦目の西武戦に登板。
しかし、5回101球4失点で降板。敗戦投手になっています。
それでは結果としてはどうだったかのか
オリックス 宮城 6回 119球 6安打 8奪三振 2失点
日本ハム 河野 6回 96球 3安打 3奪三振 2失点
今回は両者勝ち負けつかずの結果に終わりました。
違いを比べると、宮城選手の方が圧倒的に奪三振を奪っています。その反動で球数が河野選手に比べて多くなっています。
対する河野選手は打たせて取るピッチングで球数を減らしながら投球回数を増やしていきました。
打線について
■オリックスサイドは1番の福田から今季初スタメンの佐野に変更
3番紅林、4番吉田、5番杉本のクリーンナップで形成
個人的には吉田選手は3番においた方がチャンスで回ってきやすそうな印象があるのと、現段階の紅林選手の打率では3番より6番以降にした方がいいのではとも考える。
ただ、現状まだ主軸の吉田・杉本の調子もあまり良くない。
■日本ハムサイドは1番に近藤を置き、3番松本、4番郡、5番アルカンタラのクリーンナップで形成
メンバー表を見ても昨年の日本ハム打線と比べるとネームバリュー的にとても強そうには見えない打線である。
個人的には近藤を3番においた方が打点をしっかり稼げるであろうし、近藤はそもそもあまり盗塁の多い選手ではないはずである。
そうなるとメンバー的には松本か万波とかの方がいいのではないかと考える。
試合の総括
試合展開としてはまず2回おもてに日本ハムが2アウト満塁でチャンスを作るも宮城が4番郡を見逃し三振で抑えました。
しかし、4回表に日本ハム 今川に2ラン本塁打を浴び2ー0と劣勢に。
オリックス側も河野攻略を目指すも1点が入らない状況で5回表に佐野が同点の2ラン本塁打でゲームを振り出しに。
7回以降は各チームリリーフが次々登板、ゲームが動いたのは8回裏のオリックスの攻撃
この回からは日本ハムは宮西を登板させました。
1番佐野に変わって代打の福田にレフト前のポテンヒットを許し、盗塁を許されるも2番宗に対してはセンターフライで1アウト。
しかしその間に福田は3塁へ。1アウト3塁でここまで無安打の紅林へ。しかしボール先行になるとそのまま申告敬遠へ。1アウト1・3塁で勝負はまさかの昨年の首位打者 吉田となりました。
結果、1塁ランナーの紅林が盗塁し、2アウト2・3塁になり打者吉田の打った打球はセカンド水野のグラブを弾き、センター前へ。
そこで2点が入り、それが決勝点になり、4ー2でオリックスが勝利しました。
勝負のポイントは紅林の申告敬遠ではないかと考える。
また、盗塁されて2・3塁の状況になった段階で満塁策をとって次の杉本で勝負した方が良かったのではないかと考える