骨伝導イヤホンとは?
骨伝導イヤホンとは、鼓膜ではなく骨を振動させることによって聴覚神経に音を伝えることが可能なイヤホンである。従来のイヤホンは耳の穴に挿して使用しているのが一般的に知られているイヤホンであるが、最近はこの骨伝導のイヤホンを使用している人もいる。
私も最近、骨伝導のイヤホンを購入した1人である。今まではApple社の『AirPods Pro』を使用していました。用途としては主に普段音楽を聴くときや、ランニングの際に使用しています。
しかし、夏場になり、ランニング中に汗がイヤホンにつく関係でイヤホンから変な音が出るようになり余計にストレスになっていました。
そこで思い切って骨伝導で耳の穴が塞がらないイヤホンを使用しようと考えました。
骨伝導イヤホンは耳を塞がずに音楽を楽しむことができるため、ランニングや筋トレのような汗をかくものや、家事やテレワークなどのようなながら使いに向いています。
反対に、音漏れが発生しやすい点や、高性能なイヤホンに匹敵する音質ではない点は期待しない方がいいです。その点を割り切れる方にとっては便利なアイテムです。
骨伝導イヤホンのメリット
耳を塞がないため、周囲の音が聞こえる
骨伝導イヤホンの特徴の一つでもあるこめかみ周辺に骨を震わせて音を伝えるため、耳を塞がずに音を聴き取れます。そのため音楽を聴いていても周囲の音が聞こえるため、ランニング中やスポーツなどで周囲の安全にも気を配りながら音楽を楽しむことができます。
骨伝導イヤホンのデメリット
音漏れしないわけではない
周囲が賑やかな状態では聞こえにくいですが、公共交通機関などで使用していると音量によっては近くの人に聞いている音楽が聞こえてしまうことがあります。
音質は通常のイヤホンよりも劣る
骨を震わせて音を伝えているため、通常のイヤホンよりは音質は下がると思っていた方が良いでしょう。ただ値段が高いイヤホンならばそれなりの音質はあるはずです。
骨伝導イヤホンは体に悪い?
体への影響の心配は少ないと考えられます。耳を塞いで話しても自分の声が聞こえるのは、声が骨を伝って聴覚神経に伝わっているからです。
さらに骨伝導技術は、古くから研究が続けられているため、安心安全性が高い技術となっています。元々、難聴を持つ人への補聴器として開発された経緯